伊吹山西洋タンポポ除草作業

 集合場所のジョイいぶきからバス移動。ドライブウェー入口での山頂付近の気温は17℃と表示しており、かなりの寒さが予想される一日となりました。バスの中では伊吹山もりびとの会の方から、活動状況と除草作業に至った経過と今後の取組内容が紹介された後、本日の作業内容である日本タンポポと西洋タンポポの見分け方を教えていただきました。8合目駐車場に到着すると、予想通りの気温の低さでした。作業前に簡単なオリエンテーションがおこなわれてから、作業現場の山頂を目指し、道端に咲く色とりどりのきれいな高山植物にも目をやりながら登山道路を上っていきました。
 山頂に到着し、4班に分かれ予め割り当てられた場所に行き、作業開始となりました。おびただしい数の西洋タンポポの花。在来タンポポを見つけることは並大抵ではないです。この花が咲き終わり、風に吹かれて種を付け飛んでいくと益々西洋タンポポが増殖していくことということです。今回はそうなる前に一つ一つのタンポポのガク片を確認しながら、慎重に除草作業を進めて行きました。           
 昼食時にはトン汁をいただき、冷えた体を温めることができました。昼食後、午後からの作業の開始となりましたが、天候が悪化し、ガスも発生し、気温もかなり下がってきたので、1時間繰り上げ作業終了。各自除草した袋を持ち、8合目の駐車場へと下山しました。地道な活動の一助となった貴重な体験でした

  

   
   
   
 
   
   
   
   
   
   
在来種:日本タンポポ
 花の下のガク片が花にくっついている
外来種:西洋タンポポ
ガク片が反り返り下を向いている
 
   
 
   
参加者29名が除去した西洋タンポポの総重量は110kgでした。 
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